
表紙提供元:楽天ブックス
作品情報
紹介文
日本と台湾にルーツを持つ少女・シャオミン(小明)は、亡き父の故郷・台湾で大学生活を送るため、住み慣れた日本を離れ海を渡った。しかし、身寄りのない地での部屋探しは難航し、入学式を前に途方に暮れてしまう。 行き場を失った彼女が迷い込んだのは、台北(タイペイ)の歴史が静かに息づく集落・宝蔵巌(バオツァンイェン)。ガジュマルの木の下に佇むカフェ“百日珈琲(ひゃくにちコーヒー)”--蝶の標本で彩られたその店には、「訪れた者の悩みを解決してくれる」という都市伝説が囁かれていた。店主のモン(孟)と不思議な猫・斑斑(バンバン)が営む同店は、単なる憩いの場ではなく、人々の脳に眠る“夢と記憶の研究所”。 「亡き父はなぜ、夢を通して私に語りかけてくるの?」 「答えは、あなた自身の記憶に眠っている」 ーー2000キロの海を越えて日本と台湾を旅する蝶“アサギマダラ”が繋ぐ父との記憶に導かれ、シャオミンは“記憶の宮殿…
出典:楽天ブックス